本日のスープ

Various tasteful things becomes spice of life.

センターメーターの距離計を改修

  • 2009年03月08日
  • mini
1280センターメーター 距離計が正しい距離を示すようにすべく、ウチのミッション換装されたカントリーマンにとって相応しいメーターに交換します。
 しかしただ単純に交換するよりも「46253.8」となっている距離数を、この12年でカントリーマンが相応しいメーターであれば刻んだであろう「52035.5」に合わせてから組み込もうと分解しました。異なるメーターごとにメーターケーブル回転数を変えている2種類の歯車をこの目で確認するのも目的です。

 メーターリングのカシメを曲げ戻したら前面ガラスを外し、次に裏の2本のマイナスネジを外せば背面カバーから機械本体を分離できます。それで歯車が現れました。
WormGear

  • "Worm gear"
    ミニのセンターメーターならどのタイプでも32歯で共通。右画像では赤色の歯車。反対側が偏心カムになっておりアームを介して次に紹介する歯車を歩度させる。

  • OdometerGear
  • "Odometer gear"
    この歯数を変える事で車種ごとに異なるメーターケーブル回転数を実走距離表示に反映させる。右画像では黄色の歯車。

  •  "Odometer gear"の歯数を数えてみると"44"。つまりこのメーターのタイプは"1408"(44×32)ということが判明。どうやら過去に改変されているらしい。ワタシが必要なのは"1280"(40×32)なので、これでは交換する意味が無い。

     こうなればもうひとつのストックの"1248"タイプも分解してみる。こちらのメーターは英国製ではあるもののSMITHS製ではないので、仕組みの研究および部品取り用にしかならないと考えている個体。これの"Odometer gear"の歯数は"39"であるはず。その確認だけするつもりでした。そしてまたもや盤面記載に裏切られました。歯数"40"の"Odometer gear"が入っていたのだ。しかしこれこそワタシが必要だったもの。

     メーターにしろミッションにしろ古いものには長い期間に何が施されているかは開けてみなければ判らないということか。こういうことが結果的に「スミスのメーターなんてアテにならない」という評価につながっているのかもしれない。これまでワタシはスミスのメーターは多くの方が言うほど悪いものではないとしてきたが、その理由は違えどあまり期待しないほうがいいみたいだ。これからセンターメーターをフリマやオクで入手しようかという方には残念な話となってしまった。

     作業はこの歯数"40"の"Odometer gear"を現在のメーターへ移植して"1280"に改造することで決着させた。盤面の記載は"1440"のままだが、内部に現在のTPMは記載しておいた。これは古時計の修理で文字盤の裏側に修理履歴を書いたりするのと同じ。後世へのメッセージである。いつの日かのカントリーマンかメーターを引き継いだ方がワタシと同じような目に遭わないで欲しいと願う。

    52035.5mile 歯車の移植と同時に「46253.8」を示している積算距離計を組み直して、これまでの走行距離とほぼ等しいであろう「52035.5」にもできた。
     軽く10kmほど iPhone3G & MotionX GPS Lite で確認しながら走行テストしたが距離計の示し具合は狙い通りになったようだ。これで日常の燃費ログやメンテの管理の際には、余計な換算をしないで済むようになった。しかし目論んでいたメーター全体での交換ではないので速度に関しては60mi/hでも53.3mi/h表示といった、今まで通り過小表示のままである。

     さらに余計な心配をするとすれば、メーターを交換したとはいえ機械式のメーターの限界から完璧ではないこと。距離数が増えれば増えるほど実際とは誤差が拡大していってしまうのだ。しかしそもそもタイヤの摩耗具合でも誤差がでるのだ。であるからして燃費ログやメンテの管理のためには大した問題ではないと考えることとする。

    積算距離計で見るセンターメーターのシュミレーション

    • 2009年01月19日
    • mini
     メーターケーブル回転数別によるメーターのタイプと最終減速比との関係性の表をまとめました。表は、

     mile表示メーター
      ├タイヤサイズ145R10
      │  ├メーターが1mileを示した時に、実際に移動している距離
      │  └実際に1mileを移動した時に、メーターが示す距離
      └タイヤサイズ145/70R12
         ├メーターが1mileを示した時に、実際に移動している距離
         └実際に1mileを移動した時に、メーターが示す距離

     km表示メーター
      ├タイヤサイズ145R10
      │  ├メーターが1kmを示した時に、実際に移動している距離
      │  └実際に1kmを移動した時に、メーターが示す距離
      └タイヤサイズ145/70R12
         ├メーターが1kmを示した時に、実際に移動している距離
         └実際に1kmを移動した時に、メーターが示す距離

    の計8種類です。計測する対象に合わせて使い分けてください。
     全てが共通する条件は、ドロップギアは標準、スピードメーターピニオン ドライブとスピードメータードライブスピンドルは最終減速比に則したタイプが使われていることです。
     また今回の計算で は、
    ・1マイル = 1.609344 キロメートル
    ・円周率= 3.14159265
    と、しました。
     なお視覚的に確認し易いように、誤差が±10%以下の数値には、±3%以下の数値には、±1%以下の数値にはのカラー表示といたしました。


    mile表示タイプのメーター

    タイヤサイズ…145R10(直径482mmで計算)

    最終減速比\メーターケーブル回転数
    1248 12801376
    1408 1440
    3.105(59/19) MT
    0.864340.886500.952990.97515 0.99731
    3.21(61/19) MT
    1.316701.350461.451751.48551 1.51927
    3.44(62/18) MT
    0.965910.990681.064981.08975 1.11452
    3.765(64/17) MT
    0.883740.906400.974390.99705 1.01971
    3.273(72/22) AT0.871370.893710.960740.983081.00542

    実際に1mileを移動した時に、メーターが示す距離(単位:mile)
    最終減速比\メーターケーブル回転数
    1248 12801376
    1408 1440
    3.105(59/19) MT
    1.156941.128021.049321.02547 1.00268
    3.21(61/19) MT
    0.759470.740480.688820.67316 0.65820
    3.44(62/18) MT
    1.035281.009400.938970.91763 0.89724
    3.765(64/17) MT
    1.131541.103251.026281.00295 0.98066
    3.273(72/22) AT1.147611.118921.040861.017200.99459


    タイヤサイズ…145/70R12(直径507mmで計算)

    メーターが1mileを示した時に、実際に移動している距離(単位:mile)
    最終減速比\メーターケーブル回転数
    1248 12801376
    1408 1440
    3.105(59/19) MT
    0.909170.932481.002421.02573 1.04904
    3.21(61/19) MT
    1.385001.420511.527051.56256 1.59807
    3.44(62/18) MT
    1.016011.042071.120221.14627 1.17233
    3.273(72/22) AT 0.916560.940061.010571.03407 1.05757

    実際に1mileを移動した時に、メーターが示す距離(単位:mile)
    最終減速比\メーターケーブル回転数
    1248 12801376
    1408 1440
    3.105(59/19) MT
    1.099891.072400.997580.97491 0.95324
    3.21(61/19) MT
    0.722020.703970.654850.63997 0.62575
    3.44(62/18) MT
    0.984230.959620.892670.87238 0.85300
    3.273(72/22) AT 1.091021.063750.989530.96704 0.94555


    km表示タイプのメーター

    タイヤサイズ…145R10(直径482mmで計算)

    メーターが1kmを示した時に、実際に移動している距離(単位:km)
    最終減速比\メーターケーブル回転数
    780 800860
    880 900
    3.105(59/19) MT
    0.869390.891680.958550.98085 1.00314
    3.21(61/19) MT
    1.324391.358351.460231.49419 1.52814
    3.44(62/18) MT
    0.971560.996471.071201.09611 1.12103
    3.765(64/17) MT
    0.888910.911700.980081.00287 1.02566
    3.273(72/22) AT0.876460.898930.966350.988821.01130

    実際に1kmを移動した時に、メーターが示す距離(単位:km)

    最終減速比\メーターケーブル回転数
    780 800860
    880 900
    3.105(59/19) MT
    1.150231.121471.043231.01952 0.99686
    3.21(61/19) MT
    0.755060.736180.684820.66925 0.65438
    3.44(62/18) MT
    1.029271.003530.933520.91230 0.89203
    3.765(64/17) MT
    1.124971.096841.020320.99713 0.97497
    3.273(72/22) AT1.140951.112421.034811.011290.98882


    タイヤサイズ…145/70R12(直径507mmで計算)

    最終減速比\メーターケーブル回転数
    780 800860
    880 900
    3.105(59/19) MT
    0.914480.937931.008271.03172 1.05517
    3.21(61/19) MT
    1.393081.428801.535961.57168 1.60740
    3.44(62/18) MT
    1.021951.048151.126761.15297 1.17917
    3.273(72/22) AT 0.921920.945551.016471.04011 1.06375

    実際に1kmを移動した時に、メーターが示す距離(単位:km)
    最終減速比\メーターケーブル回転数
    780800860
    880 900
    3.105(59/19) MT
    1.093511.066170.991790.96925 0.94771
    3.21(61/19) MT
    0.717820.699880.651050.63625 0.62211
    3.44(62/18) MT
    0.978510.954050.887490.86732 0.84804
    3.273(72/22) AT 1.084691..057570.983790.96143 0.94006

    続 センターメーターとGPS

    iPhone3G は GPS 内蔵なので マップ(Google Map)での現在位置や経路の確認を利用したり、カメラ機能で撮影した写真に位置データを付与したりと、特性を活かした使い方が非常に便利です。また AppStore にはGPSと連携した様々なアプリケーションがあって、目的にあった機能の追加が可能です。ワタシの場合ですと、現在地周辺の飲食店を 食べログHot Pepper で検索したりしています。

    GPSといえば、以前に愛車のメーターの積算距離計の誤差を検証するのに、Ad[es]と外付けGPSユニットを使った センターメーターとGPS という記事を書かせていただきました。
    ワタシ的には検証も終わって今となっては必要性は無くなったのですが、この作業も iPhone3G で可能だったのではないかと思います。
    本ブログには iPhone3G、そしてミニのユーザーの読者もいらっしゃると思うので、今回はその時よりも幾分か簡単になったGPSを利用してのミニのメーター誤差の検証を iPhone3G で行う方法をご紹介いたします。使う道具と検証する車種の組み合わせは iPhone3G とミニですが、一般的なカーナビやハンディGPSを使ってもいいですし、どのような車種でも同じような検証は可能ですから、必要であれば使用手順など適宜置き換えて参考にしてください。

    MotionX ワタシが iPhone3G上で使用するアプリは MotionX GPS Lite を選びました。機能を限定した無料版です。説明が英文なので深く読み解いていないのですが、どうやら地点設定や経路ログのフォーマットについて、幾ばくかの制限があるようです。しかし、移動距離の確認だけでしたら機能的にはこれでも十分だと思います。ちなみに移動速度も測定はできるのですが、情報の更新に2秒ほどのタイムラグがあるのでリアルタイムに速度をモニターするのにはちょっと向いていないようです。

    それではアプリの使用方法も含めて具体的な検証方法を説明いたします。
    表示切り替えkm/h表示 右画像がアプリのStopwatchモードでの画面です。距離表示のあるこのモードにて使用します。ミニ乗りとして重宝するであろう、キロ/マイルの表示の切り替え設定は下部の左から2番目の歯車マーク(Setting) > General > に移動して Display Units:の

    • Metric
    • Imperial
    • Nautical
    から選択します。
    Metric とはメートル法のこと。
    Imperial がヤード・ポンド法です。マイルはこちらです。1 mile は 1.609344km です。
    Nautical は 船舶で使用する単位で、1nautical mile は 1.85200km です。

    計測にあたってはできるだけゴー&ストップの少ない道を選びましょう。複数の理由から高速道路がいいと思います。I.C.からI.C.までの距離データが既にありますし、中央分離帯に100mごとにある距離ポストも参考にできるからです。また、ちらちらとよそ見しながらの運転になりがちですので、歩行者や自転車のいる一般道よりは安心です。それでもできればメーターかGPSかの数値読みをしてくれるアシスタントがいるといいです。どちらにせよ安全運転を優先させて臨んでください。

    mph表示 走行途中でも設定画面に移動してキロ/マイルの表示の切り替えはできますので、確認したいほうを選んでください。

    それでは走行を開始させます。
    走行中に見るべきところはまずはメーターの積算距離計の推移です。ちょうど積算距離計が1mileまたは1km移動を示した時にGPSを確認したいので、0.1の単位が0になるタイミングでGPSによる計測をスタートさせるといいでしょう。スタートは Start ボタンをタップして開始します。一時停止は Stop 。再計測するには Resume と表示が変化します。

    メーターの積算距離計がちょうど1mileまたは1kmになったらGPSの数値 Distanceを確認します。メーターの1mileまたは1kmが実際は何mileまたは何km移動なのかが判ります。mile表示メーターでGPSをkmに設定した場合ではメーターが合っていればほぼ1.6kmのはずです。この計測を何度か行ってください。5mile、10mileの時はどうであるとか、mileメーター使用でGPSではkm測定に設定した場合では逆にGPSの距離の数値がきりのいい時(例えば5kmとか)にメーターの積算距離計を確認するなど、数値読みの基準を交互にするとベストです。時々はGPSの数値も疑ってみるのもお勧めします。道路脇の距離ポストで確認をしてみましょう。I.C.間の距離を調べたい場合は NEXCO のHP などで。このようになるべくデータが豊富なほうが後の判断に役立ちます。

    別記事にメーターケーブル回転数別によるメーターのタイプと最終減速比との関係性を表にまとめてみましたのでご確認ください。(→表を見る

    集まったデータを元に距離計の誤差を把握できたならば、それは主に日々の燃費計算に役立つでしょう。またはメーターの交換や修正にも有用な情報となります。ただし10%程の誤差でしたら車検には全く影響しませんし、運転する者がこういったクセを理解すれば済む事です。ましてや今回の記事内容はメーターの交換や修正を促す目的ではありません。

    「SMITHSのメーターなんか最初からあてにしていない」という意見の方もおりますでしょう。ちらほらとそういうログを目に致します。しかしワタシの経験では積算距離計そのものは非常に正確な動きをしていることがわかっています。もっとも歯車を組み合わせた機械ですので当然といえば当然です。

    ワタシの見解では、メーターの不正確さの大抵の理由はメーターの適合違いだと思っています。

    しかしこれが「速度計はどうなのだ」というと自信をもって正確ですとは言えないのです。構造的にスプリングのテンションが重要となっているので、経年による不具合がある可能性は否定できないのです。
    「積算距離計」と「速度計」は別物なのです。ここのところは誤解の無いようにお願いいたします。

    キャブレターの謎

     今回はキャブレターについて調べごと。

     ワタシのカントリーマンのキャブレターのフロートに付いているアルミプレートに刻印された型番は[AUD13]。ここから追跡調査しました。

    Year Specification Number Specification Type Throttle diameter Needle Rich Needle Std. Needle Weak
    Piston Spring
    1962/70
    AUD13
    HS2
    1-1/4"
    AUD1242
    (H6)
    AUD1478
    (AN)
    AUD1149
    (EB)
    Red

     どうやらこのタイプは1962/70のAustin A40 Mk-II と Morris Minor & 1100 に装着されたもののようです。Mini用ではありませんでした。ちなみに口径とニードルの構成では1964/65のCooper S 970ccのツインキャブレターの[AUD151]と一致するのです。いうなれば970 Cooperのツインの内ひとつだけ装着しているようなものだったのです。

     さてウチのカントリーマンについて間違いないのはMk-IIで排気量が998ccだということ。装着されているセンターメーターのタイプから元々のオリジナルはオートマチックであったかもしれないのですが、現在はマニュアル車となっています。もしもオートマのままだったらキャブは1-1/2"のHS4が妥当となりますが、当時からマニュアル車だったらという仮定でこれに相応しいキャブレターは2種類。

    Year Specification Number Specification Type Throttle diameter Needle Rich Needle Std. Needle Weak
    Piston Spring
    1967/68
    AUD86
    HS2
    1-1/4"
    AUD1261
    (M)
    AUD1227
    (GX)
    AUD1211
    (GG)
    Red
    1968/69
    AUD298
    HS2
    1-1/4"
    AUD1261
    (M)
    AUD1227
    (GX)
    AUD1211
    (GG)
    Red
     
     ウチのに装着されている[AUD13]とはキャブの口径こそ1-1/4"で同じであれニードルには違いがあります。つまり本来あるべきセッティングがでていないのでは無いか?ということが考えられます。季節によってミクスチャーのセッティングが出しにくかったり燃費にバラつきがあるのはここに理由があったのかも知れません。本当ならばニードルを外して型番を確認したいのですが、固定スクリューが固着していて外せません。無理に作業しても不測の事態に対応できない今はそっとしておくことにします。
     しかしまた何故にこのタイプが装着されたのか?そういえば昔にクラッチのマスターシリンダーもMini用ではないものが付けられていてリペアキットの入手が厄介だったことを主治医から聞いたことがありました。あまりオリジナルとかにコダワリは無いので気にもしないのですが、過去にいろんなことがウチのカントリーマンにはあったみたいで、面白いと思うというか感慨にふけってしまいます。
    The Haynes Weber Carburetor Manual: Zenith Stromberg-Su Carburetor Manual (Haynes Techbook Series)
    The Haynes Weber Carburetor Manual: Zenith Stromberg-Su Carburetor Manual
    (Haynes Techbook Series)
    著者:Don Peers
    販売元:Haynes Pubns
    発売日:1996-02-19
    --All SU type H, HD, HS and HIF (including electronic) carburetors and auxiliary starting devices

    センターメーターとGPS

    カントリーマンのオドメーター表示の誤差を Advanced W-ZERO3[es](以下:Ad[es])とGPSユニットとの組み合わせを使い、移動距離を実測して確かめます。
    第一の目的は、正確な燃費データの採取のため。
    第二の目的は、ウチのカントリーマンは最終減速比3.44のミッションに換装してあるので、それに相応しいセンターメーターのメーターケーブル回転数の検証。(仮説として「1280」を想定。)

    GPS InfoまずはAd[es]に今回のGPSユニットを使うのに必要なドライバやユーティリティをメーカーのサイトからダウンロード〜インストールして、とりあえず最小限のシステムである GPS Info でも移動スピードは確認できるようになりました。
    しかしこれだと表示が小さく運転中では確認しづらいので GpsPanel というフリーウェアを導入します。
    GPS Panelデジタル表示に加えアナログ表示もあって運転中でも視認性は結構良さそうです。
    スタイルシート的なスキンファイルを作成して画面表示のカスタムも可能です。
    作ってみた というワケでワタシは、使うのは今回限りだと思いつつも「イタズラ半分比較し易さ半分」でセンターメーターのフェイスでスキンを作成してみました。数字はmile/hで、目盛りはkm/h だったりするのはご愛嬌ということで。
    ただ、Ad[es]+GPSでの距離計測で注意したいのは信号待ちなど停止が頻繁にある場合です。カーナビと違いジャイロや車速パルスが無いので車両が停 止中だとの判断はできません。地球外周を移動し続けている衛星からは測位のズレをこちらが移動中として勘違いしてしまいます。なので正確を期し停止を避け るため信号の無い高速道路での移動中でデータを採りたいと思います。それから当時のカタログデータにできるだけ近づくため、タイヤはバイアスの5.20-10(4PR)を使用します。

    と、オドメーター検証の前に気になる事がもうひとつ。
    針が振れる事で確認する移動速度表示ですが、バネの強弱で調整可能な構造を考えると「メーターの適合違い=表示が狂う」とは一概 には言い切れません。狂っていても気にならないレヴェルだったり、適合が違っていても偶然で合っている事もあるでしょう。適合が合っていても狂う事もあります。こういった不具合こそメーター屋の出番です。
    ついでですからここの指針具合もGPSでモニターしてセンターメーターと比較してみます。以下は走行中の実測による各速度とウチのセンターメーターの指針を表したものです。走行しながらのアナログのセンターメーターの数値読みは難しかったので、±1くらいの誤差は生じているかもしれません。
    実測値(km/h)
    センターメーター(MPH) センターメーター(km/h)
    100
    56
    89.6
    90
    50
    80
    80
    45
    72
    70
    39
    62.4
    60
    34
    54.4
    50
    28
    44.8
    45 25 40
    40
    23
    36.8
    これで思い出すのは、車検のメーター検査はローラー上で40km/h時に達した時にパッシングまたはボタンを押して行ったことです。今回センターメーターが40km/h時に GpsPanelでは45km/hを示していました。車検の適合誤差レベルは10%以下としていますので、偶然の合格だったようです。しかし メーターのクセを事前に理解しておけば、この次の車検はもちろんのこと、制限速度違反でキップを切られるような事もないでしょう。
    これも全く誤差のないようにメーター屋に依頼して修正することもできますが、ワタシは当面それは行いません。同じお金をかけるのならば「1440」のメーターをオリジナルからかけ離れた状態にするよりも、まずは「1280」のメーターへの交換が優先されるのではないかと考えています。

    計測中それではやっと本題へ。
    メーターの上のマウス状のものがGPSユニット。Ad[es]はホルダーを利用してステアリング前に設置。
    走行中はオドメーターが1mileを刻むごとにGPSの計測した数値は1.6kmづつ加算されるのが理想です。しかしGPSが計測したのは見事にピッタリ1.8kmでした。
    (2009/2/15 追記 今回は1mile=1.6km として考察した。積算距離計が1mileを示した時に実際に移動している距離は、1.125mile(1.8km)となったことで、実際の距離とウチのメーターとの関係性は、1.8 : 1.6 = 9 : 8 であると判りました。実際に1mileを走行した時にはメーターが示す値は、0.88889mile(1.4222km)となり距離計は過小表示していることになります。追記ここまで)

    そして1.6kmの1.125(9/8)倍の1.8kmだったことで1280×1.125(9/8)=1440 との関係性が等しいことが証明されました。これでウチのカントリーマンに相応しいセンターメーターのタイプはメーターケーブル回転数が1280のものと無事確認できました。
    改めて先の速度表を見直すと、誤差の割合がちゃんと1.125(9/8)倍なところもありました。そうでないところはワタシの読み取り能力が及ばなかっただけで、指針は正常に機能していたようです。

    こうして重箱の隅を突つくような事をして分かったのは、センターメーター自体はすこぶる正確な動きをしているということ。
    表示乱れの原因は組み合わせによるのだから「英国製なんてこんなもの。最初からアテにしてない。」なんて言っては失礼です。

    記事検索

    1969
    Austin
    Mini Countryman Mk-II

    `97に英国より輸入し登録、以来所持続けている我が愛車。これが手持ちで一番のお気に入りの『古道具』である。ただいまいくつかの課題をこなしながら何度目かのリフレッシュ中。2009年より”モーリス・トラヴェラー”仕様にして楽しんでおります。

     
    1986
    RENAULT
    4 GTL

    `06年4月に購入。使い古しが似合うブルージーンズのような『古道具』。`08年5月までリフレッシュ中のカントリーマンの代役を務めてくれました。また乗りたいクルマ。

     
    1996
    FIAT
    Panda CLX

    D車を新車で購入した妻と一緒にこちらにやってきました。当時は旧車ではありませんでしたが古道具を経てそろそろそう呼べる域には達しているかも。高年式さ故にミニのバックアップ的存在でしたが積載能力を求めた結果、`11年6月にルノー・エクスプレスにその役をバトンタッチしました。機会があれば今度は Panda 45 を手に入れたいです。


    1990
    RENAULT
    express GTD

    `11年6月に購入。道具を積んで移動するための『古道具』。カントリーマン以上の活躍をする場面もありながらトラブルという名のイベントを発生させることも得意の様子。


    1974
    DAIHATSU
    Solex 5000

    前輪駆動によるモペッド。`04に購入。本国フランス仕様とはちょっと異なるコンパクトな日本仕様。気軽に遊ぶ『古道具』であるが、登場機会は全くと言っていいほど無い。

    FullSizeRender
    2010
    ABARTH
    500 esseesse

    旧車予備軍になる得ると予感して購入。なんて、本当はエアコンが効いて走ることが楽しそうなのが欲しかっただけ?。とりあえずカントリーマン不在の心の穴を埋めてくれています。


    1971
    Sabotage-soup
    Suze(管理人)

    「古道具や旧車など古いものを活かして生きる」をコンセプトとしてサボタージュ・スープと名付けて活動していますスーズと名乗る者です。日替りのチープシックだけど味わい深いごった煮をどうぞご賞味あれ。
    管理人のつぶやき
    Archives
    Recent Comments
    Recent TrackBacks
    本日のスープ