本日のスープ

Various tasteful things becomes spice of life.

リア周りの変身

FullSizeRender「第一形態」では多くの方と同じように本国のリアライセンスプレートに日本のナンバープレートを重ねておりましたが、
「あと3回変身できるんですよ。」
とウチのカントリーマンが言ったとか言わないとか。

変身させるには理由がありまして、段差を乗り降りしたり路面の障害物で擦ってナンバープレートを曲げてしまわないようにするため、そして始めて宣言しますけど、将来的にはヒッチメンバーを付けたいがためなの準備なのです。

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そこでリアドアの右側にナンバープレートを移設するということは、左右逆ではありますがイノチェティ版と似たようになるので、どうせならもっとイノチェンに寄せてやろうとイタリアから取り寄せたワンピースリアバンパーへ交換し「第二形態」としました。



FullSizeRenderナンバープレートとライセンスランプをリアドアの右側に移設し、もはや飾りでしかなくなった本国ナンバープレートとそのベースプレートを撤去して「第三段階」に。当初の目標どおりの完成形かと思われました。

だいぶ見た目がすっきりして、ある意味では最強の姿なんでしょうけど、なんだかこれはちょっと寂し過ぎます。
ドレスアップは足し算ばかりではダメで、時には引き算が必要なのはもはや常識なのですが、ウチのカントリーマンには英国車の証しである登録地と登録時期を示す文字列は見た目以上に必要だと感じました。やはりこれは元に戻します。

FullSizeRender本国プレートを照らすライトは必要ないので始めはアルミ製のライセンスプレートを直にブラケットに付けてはみたものの、土台のベースプレートが無いと強度的に不安です。ライセンスランプの余白というか余黒が気になりますが、ベースプレートも結局元に戻しました。余りスペースを埋めるのにはステッカーかバッジかリフレクターか何がいいのか物色を開始。リアドアの左側は空隙があって侘しいのでGBの国籍プレートを追加してバランスを取りましょう。最後にボディサイドだけ木枠を付け、この状態で袖ヶ浦のニューイヤーミーティングに行ってきましたよ。

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しかし、リアドアの木枠が無いのはなんとも間抜けて感じます。それから約2ヶ月かけてリアドア木枠の取り付け作業をしている時になんとなく本国ライセンスプレートの両脇のランプがあった余黒な場所に「吊り下げでない直付けのワイパックのリバースランプがつくのでは?」と考えました。

IMG_0492AE211397-EC8C-4279-96E0-2D5D8726B4423月2日に全ての木枠装着完了を経て、自分のちょっとした思いつきは外れることも多いのですけれど、直付け型のランプ2個はライセンスランプの抜けたスペースに上手く付きました。一度は省いたベースプレートが強度確保以外の役割ができて良かった。もちろん右側にあった吊り下げ型のリバースランプは撤去です。
足したり引いたりを繰り返し、紆余曲折を経て、ここに″最終形態の50%″の変身が出来上がったのではないでしょうか。

あとは″最終形態の100%″であるヒッチメンバーの装着が実現できる日が来るのかどうか、ワタシ自身も楽しみです。


思い出はいつの日も雨

FullSizeRenderウッドトリム装着完了の翌日に早速雨の洗礼を受けました。
でも心配はしていません。ご覧のように雨を弾いています。一番水を吸いやすいリアピラーの上部などにある切り口部分であっても大丈夫のようです。

思い返すと購入時の一番最初の木枠にはニスのような皮膜があったのですが、雨が降ると水気を吸い込んでフニャフニャになる奇妙な皮膜で全く防水効果がなくて呆れました。その後、自分で油性の耐水性のあるニスを定期的に表面に塗っていましたが、トリムの部分どおしの継目から水を吸ったらしくその部分が朽ちました。

それの交換にとネットオークションで手に入れた中古の木枠も同じ場所が欠けていましたし、欠けた部分に初代木枠の現存箇所を継いでしばらく保ったもののやはり同じ箇所が朽ちました。どうやらダメになる箇所は水の経路となるルーフの切り欠き直下と決まっているようです。この部分の防水はしっかり意識したほうがいいでしょう。


そこで今期レストアのウッドトリムに施工したのは

三井化学産資 ノンロット205N ZSクリヤーII 3.5L

で、わずかに着色されますがほぼ木地色のまま仕上がります。10年前の補修時にもすでにあった商品で気には留めておりましたがその時はオスモカラーを使いました。現在ではオスモに比べてわりとどこのホームセンターでも見かけ易いので性能とコストパフォーマンスが優れているのかなと思います。自分の好みは灰色がかった侘しさを漂わせた燻んだような色ですが、防水性は保ちつつ自然に任せてそこにまで至る経年変化を楽しもうと思います。

雨の日のカントリーマンが今後憂鬱な思い出とはならないように。



3月2日に

IMG_0425今日のこの日「ミニの日」に合わせたつもりはありませんでしたが、ウッドトリムの再装着をもってカントリーマンのレストアは、おおまかに、ほぼほぼ、99%、ひと通りは完成したと言っても過言ではないでしょう。残す作業はありますがカスタムと言える部分です。
今期の作業風景、カーペットやインテリアトリム、ウッドトリムなどの装着のレポートはなく、明日以降の投稿による各完成画像のみとなりますことご了承ください。

ただ気になる部分はあって、リアドアのシーリングとその窓のほうのシーリングの取付具合でしょうか。ちょっと納得していないのでこれはもう一度やり直すつもりです。

そして、初めは予定していたうち「カーステレオ一式」の再装着だけはしないことにしました。3年前とは違いアイテムも進化しており、音楽が欲しい時にはスマートフォンとBluetoothスピーカーの連携さえあれば、車載デッキと据付スピーカーは無くても問題ないのではないでしょうか。むしろBluetooth接続の首から下げるタイプのネックスピーカーのほうがエンジン音のうるさい旧車には最適なような気がしています。

思い返してみると3年がかりの個人的イベントでしたが、いざ終わってみるとカントリーマンとしてはいつもどこかを治してしることは当たり前の日常で、特別なにかを成し遂げた感はあまりありません。良くも悪くも古いクルマとの付き合いに慣れてしまったのでしょう。それでもこれであと10年〜20年は心配なく維持できそうな予感には喜んでおります。次になにかあるとすれば一度も開いたことのないエンジンのシリンダーブロック周辺でしょうか。

ミニ生誕60年のメモリアルであるこの年に仕上がったことはいいタイミングでした。これで昨年まで参加できなかった秋の浜名湖でのMINI DAYに久し振りに行けそうです。他にも近県なら積極的に出かけていくつもりですので、栃の実カラー(あえてマルーンとは言わない)のカントリーマンをお見かけしたらお気軽に声をかけてください。

ルーフライニング

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10年以上前から気になっていたシミの目立つルーフライニング。色は Island Blue に合わせた Cumulus Gray だと思います。ちなみにいわゆる長モノのライニングは前後2つの分割構成になっていて、ピックアップの場合には前の部分だけ使います。さて、この残念なシミの原因は生地を骨組へと固定しようとした接着剤のようです。オリジナルに沿った方法なのかはわかりませんが、少なくとも23年前の英国の修理業者はこういう方法を取ったのです。車両入手当時は全く目立つことはなかったのですが、次第に接着剤の跡が濃くなってきました。これも経年劣化、変質ということでしょうか。もちろん復旧作業のひとつとして改善すべくセルフで新しい生地に張り替えです。準備は車両が工場にあって不在のまま始めました。

まずは古い生地を骨組から外しましたが、ベタベタと接着剤を使ったわりに固定はあまりされていませんでした。特に正中の骨とライニングの固定はステッチまたはステープラー(ホチキス)なので接着剤は無駄でしかありません。最終的にはどうせ隠れてしまう骨組ですが、劣化した接着剤はすべてこそげ落として回復への準備を整えました。

まずは出来上がりの雰囲気を掴むために英国から取り寄せた純正のクリップを使い、新品の生地を仮に張ってみます。天蓋部分にもクリップ使用を試してみしたが、ライニングが妙な感じに引き攣れてしまうので以前の姿に習ってステープラーで留めました。

細かく考えずにひと通り留めてみると、どうしても各所にシワが発生してしまいます。試行錯誤して気がついたのですがいくつかのポイントがありました。
  • 全ての骨組にやみくもにピッタリ沿わせるのではなく、外周以外の骨は張りをつくるためのガイドと考え、様子を見ながら固定させていく
  • なだらかなドーム状にするにはステッチを上手く使う
  • 生地を張る向きは車体前後方向を意識するとシワが出来にくい

骨組を凧の骨のように考えてきっちりと沿わせていくのではダメでした。なぜならルーフライニングの骨組は屋根形状には近いもののなだらかな曲線ではないからです。横に走ったアバラ状の骨は生地を吊るためのガイドと考えて、糸を駆使し部分ごとに強弱をつけて裏側から生地を引っ張るのが正解のようです。確かに元のライニングにも糸は使ってありましたが、端の方の生地を引っ張っているだけでそこまで重要性は感じられませんでした。しかし、まさか車の修理に裁縫をすることになるとはこの時まで思いませんでした。

FullSizeRenderひょっとすると施行マニュアルはあるところにはあるのかも知れませんが、自分で気がついた方法でうまくいくと気分がいいものです。他にも、クリップだと表面に出てしまうような場所があるので、ここはやはり接着剤の出番か?というようなところにはあえて両面テープを使いました。何度かは貼り直しもできますし、時間が経って接着力が落ちることはあったとしても、前回のようにシミになったりはしないでしょう。こうしてとりあえず一通りは完成。本職の方ならもっとピンと張れるのでしょうが、自分にとっては仕上がりは二の次。新車当時の製造過程を想像しながらイベントとして楽しませてもらいました。


もうひとつ、出来上がったライニングの車体への取付にもコツがありました。
最初に後方のライニングをあえて少し前側にずらして車体に嵌めておいてから、前方のライニングをピッタリと所定の位置に嵌めたあと、後方と前方とを接合させるフックがかかるように下から抑えながら後方のライニングを所定の位置までずらします。アシスタントの手を借りて役割を分担すればいいでしょうけれど、ワタシは独り仰向けになって足で前方を抑えつつ両手で後方をずらしました。


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とりあえず装着を終えましたが、前部後端のアーチ形状がちょっと合ってなくて隙間ができてしまいます。これは以前からのことで今回に至っても改善できていない部分です。完璧を求めるのならば骨組を曲げ修正すべきでしょうが、それはまた訪れるかもしれないあとの機会に挑戦しましょう。

今回何気に時間がかかったルームランプの再配線は次回脱着に備え二極コネクタに変更しておきましたので、気が向いた時にはいつでも楽にやり直せるでしょう。

I’m home.

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期間にして3年ちょっと。ようやくカントリーマンが大掛かりな板金塗装を経て、セルフ作業による保守部品の再装着、ショップによる車検の再取得を終え我が家まで帰ってきました。
台風24号が接近してきているので預けてあったショップのヤードから引き上げて来られたのでひと安心です。
久しぶりにハンドルを握ったので初めのうちは違和感こそありましたが、ほんの数百メートル走ったらすぐに以前の感覚が蘇りました。
それでもすでにいくつかの不具合は感じていて、乗りながら少しずつ対応していくことになりそうです。

すぐ思いつくところとして、
  • エキゾーストパイプの割れと思われる排気漏れは室内でも感じてしまうので長距離走行となると中毒になりそう
  • フロントショックのブッシュ劣化なのかステアリングラックのガタつきからか走行中に左前方からゴツゴツと異音がします
  • スロットルが安定しないのでキャブレターもオーバーホールが必要っぽい
  • ラジエターのネックからの冷却水漏れ

まだ予定していて取付していないパーツも多数あります。
  • 木枠
  • インテリアトリム
  • ルーフライニング
  • フロアカーペット
  • Rokee社製ウッドパネル
  • ETC本体
  • カーステレオ一式
今日からカントリーマンは我が家の空けておいた屋内保管のためのスペースに鎮座させたので、これからはちょっとづつあせらずゆっくりやっていこうと思います。
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1969
Austin
Mini Countryman
Mk-II

`97に英国より輸入し登録、以来所持続けている我が愛車。これが手持ちで一番のお気に入りの『古道具』である。乗っている時間よりも修理やカスタムしている時間のほうが圧倒的に長い。2018年秋に車体色をアイランドブルーからマルーンに変えました。

 
1986
RENAULT
4 GTL

`06年4月に購入。使い古しが似合うブルージーンズのような『古道具』。`08年5月までリフレッシュ中のカントリーマンの代役を務めてくれました。また乗りたいクルマ。

 
1996
FIAT
Panda CLX

D車を新車で購入した妻と一緒にこちらにやってきました。当時は旧車ではありませんでしたが古道具を経てそろそろそう呼べる域には達しているかも。高年式さ故にミニのバックアップ的存在でしたが積載能力を求めた結果、`11年6月にルノー・エクスプレスにその役をバトンタッチしました。機会があれば今度は Panda 45 を手に入れたいです。


1990
RENAULT
express GTD

`11年6月に購入。道具を積んで移動するための『古道具』。カントリーマン以上の活躍をする場面もありながらトラブルという名のイベントを発生させることも得意の様子。


1974
DAIHATSU
Solex 5000

前輪駆動によるモペッド。`04に購入。本国フランス仕様とはちょっと異なるコンパクトな日本仕様。気軽に遊ぶ『古道具』であるが、登場機会は全くと言っていいほど無い。

FullSizeRender
2010
ABARTH
500 esseesse

旧車予備軍になる得ると予感して購入。なんて、本当はエアコンが効いて走ることが楽しそうなのが欲しかっただけ?。とりあえずカントリーマン不在の心の穴を埋めてくれています。


1971
Sabotage-soup
Suze(管理人)

「古道具や旧車など古いものを活かして生きる」をコンセプトとしてサボタージュ・スープと名付けて活動していますスーズと名乗る者です。日替りのチープシックだけど味わい深いごった煮をどうぞご賞味あれ。
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