本日のスープ

Various tasteful things becomes spice of life.

パーツ雑感

維持するのに必要なパーツがいまでも手に入るのが旧車の中でズバ抜けて優秀なクラシック・ミニですが、当時のオリジナルにこだわってしまうと現物が見つからなかったり、運良く見つかっても高価で手が出なかったりで、WEB通販でリプロ品や同等品をサクッと入手することが多いと思います。
その時のオリジナルと比較したパーツの特徴を5つほど挙げてみましょう。
  1. 形状が異なる
  2. 形状は等しいが材質だけが異なる
  3. 形状も材質もほぼ同じようだがクオリティはちょっと下がる
  4. なんとなく似ているだけで形状もクオリティも別物。もはやパチもんレベル
  5. 型番で注文したら用途はあっているけど高年式用で全く違うもの
「1」はスイッチや保守部品に見られるパターン。用途は同じだけれど高年式のものに置き換えられている。維持ためには致し方ないのかもしれません。ワタシが遭遇したのは「カーテシースイッチ 」。ドアを開けた時に室内灯を点灯させるスイッチです。探すと見つからないわけではありませんが品薄なためなのかワタシの感覚ではちょっと割高感があります。拘るべきか否か悩み一旦は後年式のパーツを入手し「車としての主目的を忘れないように」「見えない部分ならあまり気にならない」と自分に言い聞かせてはいましたが、イベント会場で見つけた時にはやはり買ってしまいました。

「2」は外装内装の見た目に関わる部分で、安易に製造して安価に提供するためにはこれも仕方ないのかもしれません。全く同じ形状を流用品に求めるのはまず不可能ですのでこの場合は目を瞑ります。ワタシの場合だと「シフトノブ」でした。オリジナルの材質はゴムと硫黄の化合物たるベークライトですが、今は石油から作られたプラスチックです。黒い塊としては同じようですが、艶感に違いがあってベークはちょっとマット、プラはツヤツヤとしています。

「3」、注文時点では気づきにくいのですが、実際の装着には若干の加工が必要になることもあります。ワタシの場合だとダッシュボードの「クラッシュパッド」でした。表面性状というか質感というか色と手触りがオリジナルとは違います。内側のウレタンフォームも現物合わせで削って装着せねばなりませんでした。これはレストア時にオリジナルを上手く外すことができず新品に頼らざるを得なくなったことを後悔してしまった部分です。

「4」リプロ品だから、以前にも買ったことがあるから大丈夫、などと思いきや過去の経験が通用しないことがよくあります。生産終了から刻々と時代が過ぎているのです。質を維持して欲しいのですがコストダウンのためなのか以前から変わってしまっていることがあります。ワタシの遭遇したのは「サイドモール」。しなやかさというか柔軟性が変わったのか装着時に以前の経験が役に立ちませんでした。純正品番だけを頼りに実状を知らずに安易に注文して泣きを見ている方は他にもいるんじゃないでしょうか。ショップのサイトにレビュー欄があれば書き込みたいレベル。何個か失敗を経験すれば慣れそうかな、とは思いますけど。

「5」これはリプロさえも作られていないパーツに起きる不運ではないでしょうか。ワタシの場合は「ワイパーのホイールボックス」。片方だけガタがきてる感じだったので取り寄せたところ後年式のパーツが届いてビックリ。左右両方交換するならまだ使えないこともなかったのでしょうが、形状が似て非なるものなので、片方だけ交換はできませんでした。ガタには目を瞑ってパーツは完全にお蔵入り。


と、まぁ愚痴ってはみましたが、パーツを供給してくれるサプライヤー、ショップ、そしてそれらを下支えしている他のオーナーの皆さまには大いに感謝しておりますよ。


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1969
Austin
Mini Countryman
Mk-II

`97に英国より輸入し登録、以来所持続けている我が愛車。これが手持ちで一番のお気に入りの『古道具』である。乗っている時間よりも修理やカスタムしている時間のほうが圧倒的に長い。2018年秋に車体色をアイランドブルーからマルーンに変えました。

 
1986
RENAULT
4 GTL

`06年4月に購入。使い古しが似合うブルージーンズのような『古道具』。`08年5月までリフレッシュ中のカントリーマンの代役を務めてくれました。また乗りたいクルマ。

 
1996
FIAT
Panda CLX

D車を新車で購入した妻と一緒にこちらにやってきました。当時は旧車ではありませんでしたが古道具を経てそろそろそう呼べる域には達しているかも。高年式さ故にミニのバックアップ的存在でしたが積載能力を求めた結果、`11年6月にルノー・エクスプレスにその役をバトンタッチしました。機会があれば今度は Panda 45 を手に入れたいです。


1990
RENAULT
express GTD

`11年6月に購入。道具を積んで移動するための『古道具』。カントリーマン以上の活躍をする場面もありながらトラブルという名のイベントを発生させることも得意の様子。


1974
DAIHATSU
Solex 5000

前輪駆動によるモペッド。`04に購入。本国フランス仕様とはちょっと異なるコンパクトな日本仕様。気軽に遊ぶ『古道具』であるが、登場機会は全くと言っていいほど無い。

FullSizeRender
2010
ABARTH
500 esseesse

旧車予備軍になる得ると予感して購入。なんて、本当はエアコンが効いて走ることが楽しそうなのが欲しかっただけ?。とりあえずカントリーマン不在の心の穴を埋めてくれています。


1971
Sabotage-soup
Suze(管理人)

「古道具や旧車など古いものを活かして生きる」をコンセプトとしてサボタージュ・スープと名付けて活動していますスーズと名乗る者です。日替りのチープシックだけど味わい深いごった煮をどうぞご賞味あれ。
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