本日のスープ

Various tasteful things becomes spice of life.

セカンドシーズン突入

50832F4B-070F-4D2E-A2D7-50EC91DFDDEFドラマなら随分と期間の空いた二期突入です。
「カントリーマン復活への道」をまた歩むことになりました。キッカケは2015年8月の車検のタイミングです。乗ることが全くできなくなったわけではありませんが、サイドシルの腐りが目立っているのがわかりながら乗り続けることはできませんでした。リアのサイドポケットにはポロポロと崩れるフレーク状の錆び、足元フロアの浮きサビも気になっていました。乗る頻度が低下するのと反比例するかのように進行していくボディの劣化。やはり走行での風通しは旧車にとって必要なのかもしれません。

ボディの腐りよりも優先課題は燃料タンクからの僅かな燃料漏れでした。発覚そのものはもっと以前からでしたがジワっとした漏れだったのでしばらくは放置していましたが、この機会に対処してしまおうとしたのです。燃料タンクの交換と目立つ錆びの補修。それだけのことが実は大掛かりな大手術への第一歩でした。
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画像は板金屋に入院される直前のもの。前席下の床のサビが目立っていますが、深刻なのはむしろサイドシルと後席側サイドポケットの中とバッテリーの設置場所でした。おそらくはリアウィンドウから溢れ出た雨などが溜まってのサビの進行が一因かと。そして施術の始まった板金屋さんから知らされた驚愕の新事実、錆びた古い床パネルに重ねられた新床パネルとの間から拡がった錆びの存在。これを復旧させるにはフロアパネルを総取っ替えするのが最善との診断。修復の規模の大きさにも驚きましたが、それにも増して驚いたのは22年前、表面的な見た目だけの補修がされた状態のものをワタシは知らず購入していたということ。

ワタシは誰も責めるつもりはありません。限られた予算で英国の業者も国内の業者も、需要のあった個体を市場に出したに過ぎません。そうした状況を知ることもなかった当時のワタシが未熟だったのです。旧車を入手するのにベストを尽くすなら、信頼できるスジから譲ってもらうのが一番だと今ならば言えます。スジに個人もショップも区別はありません。「良き出会い」こそが旧車生活の根幹だと言っても過言ではありません。いい個体を入手して手間いらず、になるか、そこそこの個体だがいい主治医のおかげで延命ができている、かは運次第のところもありますが、ユーザー次第で軌道をコントロールすることも可能です。トラブルに遭遇するということは、それを損失と捉えるか、勉強の機会と捉えるか、課せられた責任と捉えるかでも大分違ってきます。車を道具としか見ないのか、相棒として寄り添うのか、旧車と付き合えるかどうか、ユーザーである我々の力量を試されているのではないでしょうか。
ワタシは負けず嫌いとところがありまして、直面する困難にはとりあえず立ち向かっていくクセがあります。それもある程度のところに引き際は設定するようにしますのでドツボにはハマらずに「今のところ」は済んでいます。

さて、修理開始を決定し買い置いてあった新品の燃料タンクとリアのサブフレーム。今回必要になったフロアパネルはその年の11月末には揃えました。しかしながらほぼ1年後となる2016/10末に板金作業が始まるまで期間があったのには、かねてより導入したかった当時モノのシートベルトを左右入手することに手こずったことも一因でしたが、ひとえにワタシがレストアをどう仕上げるのかの決断が遅かったからです。

以前よりカントリーマンがリアルに新車として生きていた時代の再現だけでは、自分の車として満足できないという思いがありました。旧車を乗る、アンティーク品を所有するということは、ある意味、人類の遺産を一時的にお借りしているという解釈もある、と言ったら大袈裟でしょうか。自分としてはいつか次の世代に託すためになるべくオリジナルを保存しなければならない、という呪縛に似た感覚が一時期ありました。でもそれではまるで自分という存在を押し殺して、モノの管理人に成り下がってしまうみたいではないですか。

しかし、自分のカントリーマンもちょっとめくれば元々のカラーはどうやらアーモンドグリーンだったところを覗かせます。ワタシが以前5年間働いた骨董屋での修業時代に痛感したのは、その時その時の需要にあわせて生き残るのもアンティークの良いところだということ。安価な雑器が床の間を飾る観賞用になることもあれば、便器が花活けにすら転用されることもある。つまり、形さえ残っていればその時代その時代に活かす方法を見つけられる好事家が現れるということ。去年ワタシもSmithsのゼンマイ時計たちをクォーツに換装したりしました。アーモンドグリーンだろうがアイランドブルーだろうがちょっとした見た目を変えるなどで、また愛情が注がれるのならばモノの延命は叶うのです。オリジナルが尊重されるべきなのは重々わかっておりますが、飽きられ打ち捨てられ朽ち果てていってしまうことを避けんがための改変なら許されるのではないでしょうか。

自分のカントリーマンの場合、アーモンドグリーンがちょうど自分が好きな色ならば、オリジナルへ復元する選択もあったかもしれませんが(実はそれよりも以前にはタータンレッドだった痕跡が後日発見される)、それよりもこの先何年か自分が楽しく思える違うカラーに挑戦してみたいという思いが芽生えました。しかも時代にほんの少し合わないカラーを考えています。

「独自性はやり過ぎは良くないけど、センス良くまとめればミニ愛好家の方々にもきっと理解してもらえるはず」

こうして自分なりの言い訳が完成して、ほぼ1年実行すべきか悩みつつ醸成されていたウチのカントリーマンのボディカラー変更を含むリフレッシュ計画はようやく始まったのでした。おそらくはワタシの代でのボディワークはこれで最初で最後になるでしょう。後悔のないように自分の感性を信じてなんとか形にしてみせましょう。


やはりフロアパネルのような大きなものだと送料は高くなりますが、致し方ないですね。


Item

Sku

Qty

Subtotal

価格

LH Floor Panel Complete with Inner/Outer Sill Mini Traveller Mk1-3

MCR21.33.01.37

1

£96.15

¥18,157

RH Floor Panel Complete with Inner/Outer Sill Mini Traveller Mk1-3

MCR21.33.01.38

1

£96.15

¥18,157

Original Type Black Gear Knob

22G110

1

£7.22

¥1,363

Boot Lid Seal Clip KIT - Mini Mk1/2/3

14A6585KIT

2

£12.06

¥2,277

Door Hinge Pin Bush - Mk1/2

37H3043

4

£6.64

¥1,254

Door Hinge Pin - Mk1/2

37H3044

4

£2.92

¥551

External Hinge Gasket LONG - Mini Mk1/2 & Commercial

MCR11.15.12.05

4

£2.64

¥499

Hinge Gasket SHORT - Mini Mk1/2 & Commercial

MCR11.15.11.05

4

£2.92

¥551

Screw - Door Buffer Retaining Plate Mini Mk1/2

CMZ204

4

£1.04

¥196

Nylon Door Striker Buffer - Mini Mk1/2

14A6833

2

£6.56

¥1,239

Screw - Nylon Door Buffer - Mini Mk1/2

CMZ212

2

£0.42

¥79

Retaining Plate Mk1 Door Buffer 14A6833

14A6834

2

£7.10

¥1,341

Door Striker Retaining Cover Mini MK1/2

14A6835

2

£5.44

¥1,027

Seal Half Door Window Channel - Mk1 - Lower

24A88

2

£16.84

¥3,180

Subtotal



£264.10

¥49,872

Shipping & Handling



£384.11

¥72,534

Grand Total (Excl.Tax)



£648.21

¥122,406

Tax



£0.00

¥0

Grand Total (Incl.Tax)



£648.21

¥122,406

フロアパネル


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1969
Austin
Mini Countryman Mk-II

`97に英国より輸入し登録、以来所持続けている我が愛車。これが手持ちで一番のお気に入りの『古道具』である。ただいまいくつかの課題をこなしながら何度目かのリフレッシュ中。2009年より”モーリス・トラヴェラー”仕様にして楽しんでおります。

 
1986
RENAULT
4 GTL

`06年4月に購入。使い古しが似合うブルージーンズのような『古道具』。`08年5月までリフレッシュ中のカントリーマンの代役を務めてくれました。また乗りたいクルマ。

 
1996
FIAT
Panda CLX

D車を新車で購入した妻と一緒にこちらにやってきました。当時は旧車ではありませんでしたが古道具を経てそろそろそう呼べる域には達しているかも。高年式さ故にミニのバックアップ的存在でしたが積載能力を求めた結果、`11年6月にルノー・エクスプレスにその役をバトンタッチしました。機会があれば今度は Panda 45 を手に入れたいです。


1990
RENAULT
express GTD

`11年6月に購入。道具を積んで移動するための『古道具』。カントリーマン以上の活躍をする場面もありながらトラブルという名のイベントを発生させることも得意の様子。


1974
DAIHATSU
Solex 5000

前輪駆動によるモペッド。`04に購入。本国フランス仕様とはちょっと異なるコンパクトな日本仕様。気軽に遊ぶ『古道具』であるが、登場機会は全くと言っていいほど無い。

FullSizeRender
2010
ABARTH
500 esseesse

旧車予備軍になる得ると予感して購入。なんて、本当はエアコンが効いて走ることが楽しそうなのが欲しかっただけ?。とりあえずカントリーマン不在の心の穴を埋めてくれています。


1971
Sabotage-soup
Suze(管理人)

「古道具や旧車など古いものを活かして生きる」をコンセプトとしてサボタージュ・スープと名付けて活動していますスーズと名乗る者です。日替りのチープシックだけど味わい深いごった煮をどうぞご賞味あれ。
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