本日のスープ

Various tasteful things becomes spice of life.

キャブレターの謎

 今回はキャブレターについて調べごと。

 ワタシのカントリーマンのキャブレターのフロートに付いているアルミプレートに刻印された型番は[AUD13]。ここから追跡調査しました。

Year Specification Number Specification Type Throttle diameter Needle Rich Needle Std. Needle Weak
Piston Spring
1962/70
AUD13
HS2
1-1/4"
AUD1242
(H6)
AUD1478
(AN)
AUD1149
(EB)
Red

 どうやらこのタイプは1962/70のAustin A40 Mk-II と Morris Minor & 1100 に装着されたもののようです。Mini用ではありませんでした。ちなみに口径とニードルの構成では1964/65のCooper S 970ccのツインキャブレターの[AUD151]と一致するのです。いうなれば970 Cooperのツインの内ひとつだけ装着しているようなものだったのです。

 さてウチのカントリーマンについて間違いないのはMk-IIで排気量が998ccだということ。装着されているセンターメーターのタイプから元々のオリジナルはオートマチックであったかもしれないのですが、現在はマニュアル車となっています。もしもオートマのままだったらキャブは1-1/2"のHS4が妥当となりますが、当時からマニュアル車だったらという仮定でこれに相応しいキャブレターは2種類。

Year Specification Number Specification Type Throttle diameter Needle Rich Needle Std. Needle Weak
Piston Spring
1967/68
AUD86
HS2
1-1/4"
AUD1261
(M)
AUD1227
(GX)
AUD1211
(GG)
Red
1968/69
AUD298
HS2
1-1/4"
AUD1261
(M)
AUD1227
(GX)
AUD1211
(GG)
Red
 
 ウチのに装着されている[AUD13]とはキャブの口径こそ1-1/4"で同じであれニードルには違いがあります。つまり本来あるべきセッティングがでていないのでは無いか?ということが考えられます。季節によってミクスチャーのセッティングが出しにくかったり燃費にバラつきがあるのはここに理由があったのかも知れません。本当ならばニードルを外して型番を確認したいのですが、固定スクリューが固着していて外せません。無理に作業しても不測の事態に対応できない今はそっとしておくことにします。
 しかしまた何故にこのタイプが装着されたのか?そういえば昔にクラッチのマスターシリンダーもMini用ではないものが付けられていてリペアキットの入手が厄介だったことを主治医から聞いたことがありました。あまりオリジナルとかにコダワリは無いので気にもしないのですが、過去にいろんなことがウチのカントリーマンにはあったみたいで、面白いと思うというか感慨にふけってしまいます。
The Haynes Weber Carburetor Manual: Zenith Stromberg-Su Carburetor Manual (Haynes Techbook Series)
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著者:Don Peers
販売元:Haynes Pubns
発売日:1996-02-19
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Comment

とし | 2009年01月06日 01:25
おめでとうございます。
今年もよろしく御願いします。
キャブの件、気になっていたのですね・・・
調べて検証していたとは知りませんでした。
内容の詳細からすると、さては、マニュアルでも入手したのですか?

もし、現物を調べるなら、お手伝いをしますよ〜
Suze(管理人) | 2009年01月06日 07:55
明けましておめでとうございます。

このようにいつもいつも課題ばかり増やしてしまってすみません。カントリーマンがなかなか完全復活できないのはワタシの寄り道のせいですが、本年もご指導よろしくお願いいたします。。

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1969
Austin
Mini Countryman Mk-II

`97に英国より輸入し登録、以来所持続けている我が愛車。これが手持ちで一番のお気に入りの『古道具』である。ただいまいくつかの課題をこなしながら何度目かのリフレッシュ中。2009年より”モーリス・トラヴェラー”仕様にして楽しんでおります。

 
1986
RENAULT
4 GTL

`06年4月に購入。使い古しが似合うブルージーンズのような『古道具』。`08年5月までリフレッシュ中のカントリーマンの代役を務めてくれました。また乗りたいクルマ。

 
1996
FIAT
Panda CLX

D車を新車で購入した妻と一緒にこちらにやってきました。当時は旧車ではありませんでしたが古道具を経てそろそろそう呼べる域には達しているかも。高年式さ故にミニのバックアップ的存在でしたが積載能力を求めた結果、`11年6月にルノー・エクスプレスにその役をバトンタッチしました。機会があれば今度は Panda 45 を手に入れたいです。


1990
RENAULT
express GTD

`11年6月に購入。道具を積んで移動するための『古道具』。カントリーマン以上の活躍をする場面もありながらトラブルという名のイベントを発生させることも得意の様子。


1974
DAIHATSU
Solex 5000

前輪駆動によるモペッド。`04に購入。本国フランス仕様とはちょっと異なるコンパクトな日本仕様。気軽に遊ぶ『古道具』であるが、登場機会は全くと言っていいほど無い。

FullSizeRender
2010
ABARTH
500 esseesse

旧車予備軍になる得ると予感して購入。なんて、本当はエアコンが効いて走ることが楽しそうなのが欲しかっただけ?。とりあえずカントリーマン不在の心の穴を埋めてくれています。


1971
Sabotage-soup
Suze(管理人)

「古道具や旧車など古いものを活かして生きる」をコンセプトとしてサボタージュ・スープと名付けて活動していますスーズと名乗る者です。日替りのチープシックだけど味わい深いごった煮をどうぞご賞味あれ。
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