本日のスープ

Various tasteful things becomes spice of life.

Life with Mini Series 02 解説記事 Vol.1 ミニ購入まで

ミニフリーク No.103 2008-12 今月発売の MINI freak (以下:Mf誌)の No.103 2008-12「Life with Mini  Series 02」に当ブログ「本日のスープ」をご紹介いただきましたので、ご報告ならびに補足をばさせていただきまする。当方なるべくお手元に Mf誌 が無くても本記事が完結するように努めますが、できましたら是非お手元に。(もしかすると、http://blog.sabotage-soup.jp/ でURL入力してエラーとなって検索のうえお越しの方がいるかもしれませんね。ご足労おかけしました。わざわざ来ていただきありがとうございます。sabotageとsoupの間にハイフン(横棒)はいりませんよ〜)
 取材は去る10/6に行われました。そもそも取材のきっかけとなったのは本文にもありますように昨年開催された「ミニフリーク.ショウ」。そこで身勝手に並べさせていただいたオールドストーブの数々、そして間に合わなかったカントリーマンの代わりに妻の FIAT Panda で駆けつけた事によって Mf誌 のライターである久野氏に興味を抱いていただけたことです。カントリーマン不在は誤算でしたが、持ち込んだ品々には、ワタシなりの意味というか狙いもありまして、実は会場のミニ・フリークな方たちにワタシがミニに通じると信じて疑わない古道具にどれだけ興味を持ってもらえるのか、その感触を肌で感じたかったのです。実際、久野氏の他にも数人の方々に興味を持って接していただいて、自分の進む道に改めて自信を深めさせていただきました。

 さてMf誌の記事はワタシの足跡を辿ります。本記事では時系列を正しくしてご説明いたします。

●旧車を意識するキッカケ
 今からおよそ19年前、ワタシが通っていた歯科技工専門学校に 70年代の ホンダ・ライフ 乗りの友人がおりました。このことがワタシにとって一番リアルな旧車との出逢いでした。親父さんから譲り受けたという旧車が彼にとっては生活の一部になっており、実家から徒歩通学するワタシよりも確実にクルマへの興味も大きかったようです。なので旧車関連の本、そのなかにはミニ の本なんかを専門学校の教室に持ってきては休み時間にボンネットバッジはどれが格好いいとか同級生と語り合っていたのを覚えています。しかし、その時はクルマ所有が現実的ではない境遇にいたワタシは羨ましい気持ちもありつつ軽くスルーしていたのです。

●「ワゴン車が欲しい!」
 そうこうしているうち2年の学生生活も終盤。ワタシが具体的にクルマ所有を意識し始めた就職する直前はアウトドアブーム全盛でした。ワタシも影響されて 三菱パジェロ + マウンテンバイク に憧れました。事実、就職後まもなくで早々と PEUGEOT のマウンテンバイクを購入。通勤に使い始めるのです。次はクルマを入手するばかり。同級生にも トヨタ ハイラックス・サーフ を手に入れた者もいるなど、その影響もあって本屋でマルチパーパス系のクルマ雑誌に目を通しては期待で胸を膨らませたものです。すると間もなくライトバンと呼ばれていたジャンルがステーションワゴンとして脚光を集め始めるのです。ブームを牽引していたのは スバル・レガシィ 。選択肢に広がりが出てきました。ステーションワゴンの専門誌 アクティブビークル (以下:av誌)が創刊したのもこのころです。この雑誌が面白かったところは、デザインやカラーリングが楽しい旧車のライトバンを紹介するコーナーがあったのです。それで av誌 も毎号チェックするようになったのですが、ある号の表紙がミニのエステートのイラストだったことがありました。表紙が伝えるフィッシングのお供に旧車ワゴンを駆って行くスタイルには衝撃を受けました。ワタシのクルマ選びの選択肢の幅が時代をも超えて広がった瞬間でした。ただ、その時はミニのエステートの存在を信じておりませんでしたので「旧車ワゴンでアウトドア」がワタシのテーマとなるに留まったのです。

●ミニって楽しめそう
 旧車つながりでチェックするようになったのは創刊間もない オールドタイマー 。(当時はクルマ関連の創刊が多かったのです。)これに偶然なのか?いや、時期的にミニが盛り上がっていたのでしょう。今となっては知る人ぞ知るジョンクーパー・キットが紹介されていました。ここで、吊るし(店頭販売そのまま)では無くオーナーの手でいかようにもなるミニの世界に惹かれていきます。

●MINI freak が先生だった
 そして本命の登場。この時に間違いなくミニへの意識をポー…ッンと高めてくれたのは Mf誌 の2号でした。これが創刊号だったらもっと運命的なのですが、2号でした。ワタシの心に響いたのは、前述のクルマ雑誌たちとは異なる雰囲気でした。なんというか写真やイラストのビジュアルがミニというクルマの楽しさを確実にこちらに伝えていて、ミニ好きの方々が作っている雑誌なんだとすぐにわかり、素直に仲間に加えて欲しいなと思えました。もちろんワタシが信じていなかったミニのエステートの存在もここで明らかになるのです。 加えて、オーナー自らの趣味で自由にドレスアップができ、旧態然していても維持に困窮しないパーツの豊富さ。それを提供するショップ。オーナーズ・クラブ の存在。それらの情報やサポートがあれば旧車でもミニだったら考え得る障害や不安は軽減されて、知識も勇気も無いワタシでも旧車乗りの世界に仲間入りできるのかも…と、 Mf誌 を読む事でそう考えるようになりました。

 「ミニを手に入れよう。しかもエステート。」こうして目標が定まったのです。

 もうひとつ奇遇に思えたのは、2号によってミニの道へと歩み始めたワタシが創刊号のバックナンバーを取り寄せた時です。前述の ホンダ・ライフ  乗りの友人が学校の教室に持ってきていたのは Mf誌 の創刊号だったとこの時知るのです。しかしあの時に素直に Mf誌  を手に取っていても同じような目的を持ったかどうか…?。友人の影響をストレートに受けるのではなく、自分の趣味趣向がわかり始めるまで紆余曲折があって得た結果だからこそ意味があったのかもしれません。

●お楽しみはとっておくことに
 こうして「ミニ欲」まっしぐら。ところが、やはり希少なエステートモデルは人気があってワタシには高価ですぐには買えそうにありませんでした。それに周囲のサポートは期待できるとしても、肝心な自分が主体性をもってオリジナルの古いミニを維持できるのかどうかの不安は尽きません。高い買い物をして後悔するようなことは避けたかったのです。それならばと、まずは練習用と申しましょうか、ミニの癖を乗りながら理解できて、それと自己表現のためのドレスアップという楽しみ方もできる当時では最もプレーンな「モデル名:スプライト」の1988年式 12インチ キャブ車 998cc を1993年に購入したのです。

●クルマは道具
 店頭では非搭載だったエアコンは追加注文しました。今でこそ快適さよりも見た目重視のワタシですが、買ったのが高年式だったのでそのことに全く抵抗はなかったです。 目的はミニのメンテのツボと泣き所と癖を見極めることであり、ミニに対するワタシがへこたれそうな要因は排除したかったのです。それに、うら若き青年がデー トにも使うファーストカーなんだからエアコン、それからカーステは絶対条件でしょ。「クルマは道具だから使ってなんぼ。そのためにはなるべく我慢はしない。」その思いはそのころから今となんら変わりません。しかしクルマを「道具」と考えていても、決して使い捨てに考えているわけではありません。むしろその逆で「道具」本来の意味にのっとり、「その道に具わるもの」=「無くてはならないもの」「受け継いで行かれるべきもの」と考えています。しかも「道具」として生を受けたからには、その意義を全うさせてあげるべきだと思っています。

Vol.2 に続く。

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Comment

木下 | 2008年10月20日 08:28
取材〜発行まで早いんですね。。。今号は必ず買います。
Suze氏のミニとの系譜と合わせて、楽しみにしていますね。

Suze | 2008年10月20日 11:52
ホント、取材日程と発刊号を聞いた時はこっちが心配しちゃいました。それに加えてワタシの放談をキチンと整った記事にしてくれたライターさんは、さすがプロです。
Mf誌では伝えきれなかった部分を今回から数回続けさせていただきますワタシの系譜紹介蛇足版、ちょっと長いのですがどうぞおつき合いください
なんの変哲もない人間がミニによって人生が変わってしまったお話しです。笑ってください〜。

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1969
Austin
Mini Countryman Mk-II

`97に英国より輸入し登録、以来所持続けている我が愛車。これが手持ちで一番のお気に入りの『古道具』である。ただいまいくつかの課題をこなしながら何度目かのリフレッシュ中。2009年より”モーリス・トラヴェラー”仕様にして楽しんでおります。

 
1986
RENAULT
4 GTL

`06年4月に購入。使い古しが似合うブルージーンズのような『古道具』。`08年5月までリフレッシュ中のカントリーマンの代役を務めてくれました。また乗りたいクルマ。

 
1996
FIAT
Panda CLX

D車を新車で購入した妻と一緒にこちらにやってきました。当時は旧車ではありませんでしたが古道具を経てそろそろそう呼べる域には達しているかも。高年式さ故にミニのバックアップ的存在でしたが積載能力を求めた結果、`11年6月にルノー・エクスプレスにその役をバトンタッチしました。機会があれば今度は Panda 45 を手に入れたいです。


1990
RENAULT
express GTD

`11年6月に購入。道具を積んで移動するための『古道具』。カントリーマン以上の活躍をする場面もありながらトラブルという名のイベントを発生させることも得意の様子。


1974
DAIHATSU
Solex 5000

前輪駆動によるモペッド。`04に購入。本国フランス仕様とはちょっと異なるコンパクトな日本仕様。気軽に遊ぶ『古道具』であるが、登場機会は全くと言っていいほど無い。

FullSizeRender
2010
ABARTH
500 esseesse

旧車予備軍になる得ると予感して購入。なんて、本当はエアコンが効いて走ることが楽しそうなのが欲しかっただけ?。とりあえずカントリーマン不在の心の穴を埋めてくれています。


1971
Sabotage-soup
Suze(管理人)

「古道具や旧車など古いものを活かして生きる」をコンセプトとしてサボタージュ・スープと名付けて活動していますスーズと名乗る者です。日替りのチープシックだけど味わい深いごった煮をどうぞご賞味あれ。
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