本日のスープ

Various tasteful things becomes spice of life.

オイル漏れ原因究明

 どうやらオイル漏れはタイミングチェーン・カバーの後ろ側から起こっていたようです。後ろ側とはフロントプレートまたはフロントカバーと呼ばれるところです。そこを忍び寄るように伝ってはタイミングチェーン・カバーの合わせ目で滴となっていたのです。ようやくその事実に気がつきました。今まで幾度もカバーガスケットを換えてきたのは何の意味もなかったのです。
 さて、フロントプレートとは言いますがミニにおいてフロントとはエンジンルームを開けて右側のことです。ご存知のようにミニのエンジンは横置きなのですが、部品の位置表現は通常の縦置きにした場合を基準にしています。
 このフロントプレートといえばすぐ後ろにはクランクシャフトのフロントメインベアリングと挟み込むような形で半月状のフロントオイルシール (SHU1959 または 12G2947)が存在しています。オイル漏れはそこから?。去年エンジンブロックとミッションを接合した時にミスったのでしょうか?。それを確認するにはフロントプレートを外してみないと判りません。作業は楽ではありませんが探究心からか少しワクワクします。
頭の無いボルト漏れ箇所 昨日装着したばかりのタイミングカバーを外し、タイミングチェーンを外したところで驚きました。クランクシャフト付近のフロントプレートを固定するボルト一本の頭が無いのです。そのためプレートがキチンと固定されておらずフロントオイルシール との間に隙間があったのです。(右画像:ヘインズ・マニュアルより)
フロントプレート 外したプレートの裏側であるクランクシャフト側にはオイル漏れ止め添加剤が漏れの箇所で懸命に付着していた跡が窺えましたが、固定されるべきところが固定されていないのでは添加剤でも間に合わないでしょう。
 さて、どうして固定ボルトの頭が無いのか。ショップの社長と一緒に考えました。
 組立時か分解時にねじ切ってしまったのを無かったことのようにそのまま仕上げてしまった。というのが一説。
 締め付けのトルク不足でボルトが緩んで飛び出たところをチェーンのスプロケットが剪断した。というのが一説。どちらにせよヒューマンエラーであるのは間違いなさそう。
 そういえばまだカントリーマンを買ったばかりの頃、運転中に突然金属の箱の中を何かがカラカラと駆け巡るような音を聞いたのを思い出しました。そうかあの時か!と一人納得。その時からずっとこのオイル漏れとは長い付き合いになったようです。ミニのエンジンオイルが滲む垂れるは当たり前だと思っていましたが、それにはちゃんと不具合との因果関係があるのです。あきらめや慣れというものも考えものです。それに想像もできないようなトラブル原因というものはあるものです。キチンと確認しないで安易に決めつけたりするのはいけません。反省です。
 頭の無いボルトはプライヤーで挟んでなんとか撤去。新しいボルトでキチンとプレートを固定できれば10年来のオイル漏れはきっと解消されることでしょう。

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Comment

やなぎ | 2008年09月30日 17:55
いや〜ハッキリして良かったですね

奥歯にはさまったかすが取れた感じでしょうか?

私もスパークプラグが着火しない原因が、コイルから出ている用途不明のケーブル(存在に気づいていなかった)のリークだと分かったときにはすっきりしました
Suze | 2008年09月30日 20:24
 これがもし一発で判明していたらスッキリでしょうね。
 実際のところ10年にも及んで勘違いしていた自分とレストアした英国の職人に腹を立てているのでモヤッとしています。

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1969
Austin
Mini Countryman Mk-II

`97に英国より輸入し登録、以来所持続けている我が愛車。これが手持ちで一番のお気に入りの『古道具』である。ただいまいくつかの課題をこなしながら何度目かのリフレッシュ中。2009年より”モーリス・トラヴェラー”仕様にして楽しんでおります。

 
1986
RENAULT
4 GTL

`06年4月に購入。使い古しが似合うブルージーンズのような『古道具』。`08年5月までリフレッシュ中のカントリーマンの代役を務めてくれました。また乗りたいクルマ。

 
1996
FIAT
Panda CLX

D車を新車で購入した妻と一緒にこちらにやってきました。当時は旧車ではありませんでしたが古道具を経てそろそろそう呼べる域には達しているかも。高年式さ故にミニのバックアップ的存在でしたが積載能力を求めた結果、`11年6月にルノー・エクスプレスにその役をバトンタッチしました。機会があれば今度は Panda 45 を手に入れたいです。


1990
RENAULT
express GTD

`11年6月に購入。道具を積んで移動するための『古道具』。カントリーマン以上の活躍をする場面もありながらトラブルという名のイベントを発生させることも得意の様子。


1974
DAIHATSU
Solex 5000

前輪駆動によるモペッド。`04に購入。本国フランス仕様とはちょっと異なるコンパクトな日本仕様。気軽に遊ぶ『古道具』であるが、登場機会は全くと言っていいほど無い。

FullSizeRender
2010
ABARTH
500 esseesse

旧車予備軍になる得ると予感して購入。なんて、本当はエアコンが効いて走ることが楽しそうなのが欲しかっただけ?。とりあえずカントリーマン不在の心の穴を埋めてくれています。


1971
Sabotage-soup
Suze(管理人)

「古道具や旧車など古いものを活かして生きる」をコンセプトとしてサボタージュ・スープと名付けて活動していますスーズと名乗る者です。日替りのチープシックだけど味わい深いごった煮をどうぞご賞味あれ。
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