本日のスープ

Various tasteful things becomes spice of life.

車内音楽事情(3)スピーカー

 カントリーマンにまともな音量の出せるオーディオを導入しようと決意し、ついに BOSE 501Z という1992年頃発売のスピーカーを搭載しました。
 今まで10年に及びカントリーマンにいわゆるカーステを装備しなかったのは、
「Aタイプのエンジン音こそ最良のBGMさ」
…などというカッコいい理由ではなく、音質を決定づけるスピーカーの選択と設置についていろんな思いを巡らせた末にあきらめていたからです。
  あきらめるに至ったのはワタシのクルマに対する考え方というか自分に課した制約があるためなんですが、追加する装備品が1960年代のクルマの雰囲気に合わないと思える場合には、
「シンプルにスマートにスムーズに」を心掛けています。
 具体的には、
  • 車体側への加工は最小限に。
  • 元に戻す術がない方法では手を着けない。パテ埋め〜塗装で復元できる鉄部のビス穴程度の加工なら構わないが、修復困難と思えるファブリック等には手を出しません。
  • 装備品本体と配線などの取り回しの存在感は最小限に。
  • 本体デザインにも注意したい。
  • 安価で入手できること。(筆頭必要条件かもしれない。)
 加えてもちろん導入するからには性能はフルに発揮させたいです。 性能というのはクルマ側にも言えて、重量の加算は仕方ないとして、エステートの場合だと積載能力の低下は避けたいところです。
 そんなわけでワタシの目論みとしてはスピーカーシステムは全て座席下に収めたいと思っていました。コンパクトなことを第一条件に、不利な置き場所であっても高音質であることを要求したのです。しかし、これがなかなか条件に合うスピーカーが見つからなくて早10年。
 それらの願いに適ったのが BOSE 501Z です。構成はキューブスピーカー(5.7cmフルレンジ)×4とシャドーベースボックス(16cmウーファー×2)。
 BOSE はわりとデザインがシンプルなので好きなブランドのひとつです。自宅でも 101MM と WAVE-RADIO を愛用しています。
 実は WAVE-RADIO をカントリーマンのダッシュに吊り下げてしまおうかと本気で考えていたところ、その方法を探る過程で、まだワタシがミニはおろかマイカーすら持っていない当時、ステーションワゴン系雑誌の記事で知って気になっていた 501Z のことを思い出したのです。カントリーマン購入時には既に存在していたモデルですが失念しておりました。
 【代引手数料無料】BOSE 2.1chスピーカー・システム AM-5IIIBOSE 501Z はオーディオビジュアル用システムの先駆けだった 501X の後継機種です。今で言うホームシアター用システムの先駆け的存在だったかもしれません。 設置場所を選ばないコンパクトなキューブスピーカーと、小型故に心配される低音域をカバーする別体のウーファーとのシステムは現行の AM-5III (画像→)に引き継がれています。と、ここで「ホームシアター用」というコトバに違和感を覚えた方もいるかもしれない。実はこのスピーカーシステムはクルマ用ではありません。しかし面白いことに他の一般オーディオスピーカーのほとんどがインピーダンス8Ωなのに、501Zはクルマ用スピーカーと等しい インピーダンス4Ωなのです。仮にもしもカーステに8Ωのスピーカーを繋ぐと1/4のパワーしか出せず音量が小さくなってしまいます。ま、それだけのことですので場合によってはもっと面白いスピーカーとの組み合わせもあるのかもしれませんけども。
BOSE GMA-3(1ペア)ボーズBOSE GMA-3(1ペア)ボーズシートへの固定 それではワタシの設置方法の紹介です。キューブスピーカーはフロントシートの下のパイプフレームにスピーカーパンスタンドである GMA-3 を介して進行方向に向けました。床に固定する方法が考えつかない無いわけではありませんが、BOSE純正品を利用して車体にも一切加工を施さない方法としては巧くいったと思います。
音の放出位置シート下の空間は結構余裕はあるのですが、音を放出し易いようとするとその位置はかなり限定されます。シャドーボックス
 ウーファーは大きいので心配でしたが助手席後ろに置けました。ただ、幅は余裕でも高さはラゲッジスペース拡大時に畳んだ座面に対し測ったかのようにギリギリ。奥行きに関しては助手席を少々前側にアジャストして対応しました。後部座席の足元が大変なことになってしまいましたが、三人目が座ることは滅多にありませんからこれで良しとします。
配線取り回し配線をスマートにまとめましょう!AP スパイラルバンド 9mm×12mm×10m スピーカーコードの取り回しは スパイラルバンドタイラップ などを駆使してスッキリとまとめ、可能な限りカーペット下に通しました。
 肝心の音の聞こえ方は、キューブスピーカーの場所が下とはいえ耳よりも前方に位置するからか、それとも音が反射するからか、結構自然な聞こえ方です。それでもやはり走行中はエンジン音が勝ってしまいます。新たな課題はエンジン音の吸音になりそうです。

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Comment

mati | 2008年05月09日 02:41
私の場合、深く考えも希望もなかったので、
当時付き合ってた方任せで、カセットデッキを付けて貰ってました。
唯、私も見えるところにそういう機器を付けたくなかったので、
デッキ本体は運転席側シート下に。
スピーカーは、マグネット式のものをフロントドア直付け
+リアシート両脇のポケット合わせで、スピーカーボックスをつくって頂きました。
これが。音質的にはアレですが、
見た目は旧いラジオのようなスタイリングで素敵なのです。
私の方向性や意向をちゃんと汲んでくれてたんですね。
内蔵スピーカー自体はちいさなもので、
余りのスペースは、蓋付きの小物入れになっていまして、
開閉用のツマミ部分は、自分の手持ちの
旧い時計の巻き螺子パーツだったり、
蓋を開けると、中のライトが点く仕組みになってたり…

て、何かのろけみたいになっちゃったけど(^^;)、
機会があったらお見せしたいですー。
Suze | 2008年05月09日 07:54
 希望を言わなくてもこちらの意向を汲んで、実現またはそれ以上の仕事をしてくれる仲間がいるとは、なんと幸せなことでしょう。
 欲しいものが見つからない時は自ら作ってしまえるスキルと実行力があるのも羨ましいです。
 305などでお会いできたら是非とも見せてください。
がらくた光学 | 2008年05月10日 12:13
以前、スカイセンサー(だった?)をフロアに置いてませんでした??
あれは、スタイルとしては格好よかったなぁ。
BCLラジオはファンが多くて、現在でもキレイなモノは高値ですね。
今度、BOZEの音を聞かせてください。
Suze | 2008年05月10日 13:40
 え!70年代のラジオとの組み合わせに賛同してもらえるとは思っていませんでした。
 確かにBCLラジオを利用するのは自分らしいスタイルかな、と思うので捨てがたい選択です。
 ヘッドユニットはまだ確定していないので、試しに今度スカイセンサーの外部出力にBOSEを繋げられるのかチェックしてみます。
 ネタ振りしていただき感謝です。

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1969
Austin
Mini Countryman Mk-II

`97に英国より輸入し登録、以来所持続けている我が愛車。これが手持ちで一番のお気に入りの『古道具』である。ただいまいくつかの課題をこなしながら何度目かのリフレッシュ中。2009年より”モーリス・トラヴェラー”仕様にして楽しんでおります。

 
1986
RENAULT
4 GTL

`06年4月に購入。使い古しが似合うブルージーンズのような『古道具』。`08年5月までリフレッシュ中のカントリーマンの代役を務めてくれました。また乗りたいクルマ。

 
1996
FIAT
Panda CLX

D車を新車で購入した妻と一緒にこちらにやってきました。当時は旧車ではありませんでしたが古道具を経てそろそろそう呼べる域には達しているかも。高年式さ故にミニのバックアップ的存在でしたが積載能力を求めた結果、`11年6月にルノー・エクスプレスにその役をバトンタッチしました。機会があれば今度は Panda 45 を手に入れたいです。


1990
RENAULT
express GTD

`11年6月に購入。道具を積んで移動するための『古道具』。カントリーマン以上の活躍をする場面もありながらトラブルという名のイベントを発生させることも得意の様子。


1974
DAIHATSU
Solex 5000

前輪駆動によるモペッド。`04に購入。本国フランス仕様とはちょっと異なるコンパクトな日本仕様。気軽に遊ぶ『古道具』であるが、登場機会は全くと言っていいほど無い。

FullSizeRender
2010
ABARTH
500 esseesse

旧車予備軍になる得ると予感して購入。なんて、本当はエアコンが効いて走ることが楽しそうなのが欲しかっただけ?。とりあえずカントリーマン不在の心の穴を埋めてくれています。


1971
Sabotage-soup
Suze(管理人)

「古道具や旧車など古いものを活かして生きる」をコンセプトとしてサボタージュ・スープと名付けて活動していますスーズと名乗る者です。日替りのチープシックだけど味わい深いごった煮をどうぞご賞味あれ。
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