本日のスープ

Various tasteful things becomes spice of life.

木枠とボディとの隙間

 木枠の塗装が済み、次の課題は装着される木枠とボディの間をどうするか。

 ここは工夫とは言えず極々一般的ではありますが、
 『水やホコリなどが入り込まないように「なにか」を介在させ完全に間隙を封鎖』いたします。

 以前、ミニの雑誌で「木枠の装着には宮大工のような技 術を要する」というのを目にしたことがあります。ワタシはどうもこれがミニ愛好家たちから木枠付きを遠ざけている一因であるような気がしてなりません。
 もしもこのコトバがジョークや大げさでなく事実だとするならば、それはボ ディ形状と木枠裏側の形状を極めて等しくさせてなにも介在させることなく辺縁を封鎖するためか、もしくは接触面全体に渡ってコーキングなどが入るべき間隙を均一にするための作業だと思われます。
 しかし果たしてそ こまでの精密な木工作業は必要なのでしょうか。なぜなら仮に実現できても木材の経年による変形の可能性があるためです。おそらく修正が必要なのは組み立て途中のパーツ対パーツ の関係だけ(大工ほどの手腕は必要ないと思われる)で、組み上がった木枠のボディへのアタリ具合は、緩衝材のようなものを介在させればほぼ解決できると思います。しかも緩衝材に防水性が備わっていればシーリングも同時にできてしまいます。

 そこでワタシがオススメする材料はサッシなどに使う事を目的とされた ニトムズ 防水ソフトテープ です。
 緩衝材としての役割と防水効果は前回の木枠再装着でもすでに確認済みです。柔軟性が優れているので隙間の大小に関わらず適 応してくれます。最大に圧縮された状態の厚さは約1〜2mm。通常はこの最大圧縮状態で全面に渡ってシーリングされますが、木枠の何らかの不適合な部分では8mmくらいまでの大きな間隙まで対応してくれます。テープ色はこの幅12mmタイプだと黒と白とグレーの3色。

シーリング途中 これを木枠裏側に貼付けていきます。今回はテープ色をグレーにしてみましたが、ちょっと目立ってしまうかも。
リア木枠装着前 貼り方としてはテープの継ぎ目をつくらないように一筆書きのように…と言いたいところですがテープ1巻の長さ2mが限界です。テープの継ぎ目が上側にあると心配なので、考えついた貼り方は画像のように下側の角あたりから貼り始め(角部分はテープの曲線の内側に刻みを入れると曲げ易い)、2mいっぱいまで貼る事で継ぎ目が上側に来そうな場合は未然に下側でカット。全ての木枠の上縁部分を優先に貼付け、下縁部分は余った短い半端ものを継ぎ足して仕上げました。
サイド木枠 サイドの木枠も同じ規則性でテープを貼ります。唯、下端部ではホイールアーチなどとの適合ズレによる間隙を埋めるべく角部分に貼りました。
排水ポイント それからサイドの木枠ならではの注意点として、ウィンドウ下部の排水ポイントは塞いではいけません。したがってこの部分の木枠のみ下側にはテープは貼りませんでした。
コーナー部隙間アーチ部隙間 リアピラー上端部分はルーフからの排水が集中する場所なので特に要注意。水の浸入を許しつつ内部で塞き止めてしまったら最悪です。
 リアピラー部分は木枠内側形状は直角でボディ外側形状は曲面です。この部分をしっかり処理できれば木枠保存には大きく貢献できると思います。
 パーツとパーツの間に隙間ができてしまっている場合は、パテなどでキチンと充填してボディと木枠の間への水の導線入口にならないようにします。
コーナー部充填アーチ部充填 隙間にエポキシパテを込め、テープは17巻用意しましたが1巻を残して貼付け完了。
 使う材料や範囲は個々の考えで選択してよいかと思いますが、木枠をボディに固定する取付金具や取付穴があるので、最低限そこの防水は確実にすべきです。
 防水というとシリコンコーキングも考えられますが、ワタシが以前に充填した経験では、隙間が薄すぎるところで「持ち」が悪くなり剥がれがおきました。きっとシリコンにはシリコンなりのお約束事があるのでしょう。ワタシはちょっと不勉強だったのかも知れません。とは言え、全周コーキングする手間に比べると防水テープはすこぶる扱い易ですし、ボディには非接着なので木枠の反復脱着が可能になるのが便利です。

 それでは次回は木枠装着です。それから今更ではありますが、木枠の装着待ちをしていたリアドアシールも付けなくてはなりません。

今回の出費
防水ソフトテープ(グレー)×17ヶ ……………………… ¥5,066-

Trackback

Comment

Teru | URL | 2008年02月14日 01:14
まだまだ寒い日が続きますね。
お元気にされているみたいで.....
いつの間にか塗装も出来上がったみたいですね。
完成もだいぶ近づいてきましたね。楽しみにしています
まち | 2008年02月14日 20:30
いいなー…
うち、木枠はおろか・タペットカバーが未だ来ません。
つか、何の連絡もありません。
もう煩わしいのは正直勘弁なので、
タペット来ずしてのブロック再塗装は
温い眼で見てないとなのか…と
一寸諦め入ってます。

左のブログパーツのカエル可愛いvv。
Suze | 2008年02月16日 05:56
 みなさま。いつも励ましていただいてありがとうございます。
 木枠が付いたらとりあえず雨風を気にする事無く日常で使えるようになるのですけれど…。でも自分のなかでは「完成」はまだまだ遠いと感じています。
 しかしクルマは走らせてナンボかと思いますので走らせつつ「完成」へ近づいていけたらと思います。
 それとルノー4との別れが近づいてくるので複雑な心境です。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
記事検索

1969
Austin
Mini Countryman Mk-II

`97に英国より輸入し登録、以来所持続けている我が愛車。これが手持ちで一番のお気に入りの『古道具』である。ただいまいくつかの課題をこなしながら何度目かのリフレッシュ中。2009年より”モーリス・トラヴェラー”仕様にして楽しんでおります。

 
1986
RENAULT
4 GTL

`06年4月に購入。使い古しが似合うブルージーンズのような『古道具』。`08年5月までリフレッシュ中のカントリーマンの代役を務めてくれました。また乗りたいクルマ。

 
1996
FIAT
Panda CLX

D車を新車で購入した妻と一緒にこちらにやってきました。当時は旧車ではありませんでしたが古道具を経てそろそろそう呼べる域には達しているかも。高年式さ故にミニのバックアップ的存在でしたが積載能力を求めた結果、`11年6月にルノー・エクスプレスにその役をバトンタッチしました。機会があれば今度は Panda 45 を手に入れたいです。


1990
RENAULT
express GTD

`11年6月に購入。道具を積んで移動するための『古道具』。カントリーマン以上の活躍をする場面もありながらトラブルという名のイベントを発生させることも得意の様子。


1974
DAIHATSU
Solex 5000

前輪駆動によるモペッド。`04に購入。本国フランス仕様とはちょっと異なるコンパクトな日本仕様。気軽に遊ぶ『古道具』であるが、登場機会は全くと言っていいほど無い。

FullSizeRender
2010
ABARTH
500 esseesse

旧車予備軍になる得ると予感して購入。なんて、本当はエアコンが効いて走ることが楽しそうなのが欲しかっただけ?。とりあえずカントリーマン不在の心の穴を埋めてくれています。


1971
Sabotage-soup
Suze(管理人)

「古道具や旧車など古いものを活かして生きる」をコンセプトとしてサボタージュ・スープと名付けて活動していますスーズと名乗る者です。日替りのチープシックだけど味わい深いごった煮をどうぞご賞味あれ。
管理人のつぶやき
Archives
Recent Comments
Recent TrackBacks
本日のスープ