本日のスープ

Various tasteful things becomes spice of life.

センターメーターとGPS

カントリーマンのオドメーター表示の誤差を Advanced W-ZERO3[es](以下:Ad[es])とGPSユニットとの組み合わせを使い、移動距離を実測して確かめます。
第一の目的は、正確な燃費データの採取のため。
第二の目的は、ウチのカントリーマンは最終減速比3.44のミッションに換装してあるので、それに相応しいセンターメーターのメーターケーブル回転数の検証。(仮説として「1280」を想定。)

GPS InfoまずはAd[es]に今回のGPSユニットを使うのに必要なドライバやユーティリティをメーカーのサイトからダウンロード〜インストールして、とりあえず最小限のシステムである GPS Info でも移動スピードは確認できるようになりました。
しかしこれだと表示が小さく運転中では確認しづらいので GpsPanel というフリーウェアを導入します。
GPS Panelデジタル表示に加えアナログ表示もあって運転中でも視認性は結構良さそうです。
スタイルシート的なスキンファイルを作成して画面表示のカスタムも可能です。
作ってみた というワケでワタシは、使うのは今回限りだと思いつつも「イタズラ半分比較し易さ半分」でセンターメーターのフェイスでスキンを作成してみました。数字はmile/hで、目盛りはkm/h だったりするのはご愛嬌ということで。
ただ、Ad[es]+GPSでの距離計測で注意したいのは信号待ちなど停止が頻繁にある場合です。カーナビと違いジャイロや車速パルスが無いので車両が停 止中だとの判断はできません。地球外周を移動し続けている衛星からは測位のズレをこちらが移動中として勘違いしてしまいます。なので正確を期し停止を避け るため信号の無い高速道路での移動中でデータを採りたいと思います。それから当時のカタログデータにできるだけ近づくため、タイヤはバイアスの5.20-10(4PR)を使用します。

と、オドメーター検証の前に気になる事がもうひとつ。
針が振れる事で確認する移動速度表示ですが、バネの強弱で調整可能な構造を考えると「メーターの適合違い=表示が狂う」とは一概 には言い切れません。狂っていても気にならないレヴェルだったり、適合が違っていても偶然で合っている事もあるでしょう。適合が合っていても狂う事もあります。こういった不具合こそメーター屋の出番です。
ついでですからここの指針具合もGPSでモニターしてセンターメーターと比較してみます。以下は走行中の実測による各速度とウチのセンターメーターの指針を表したものです。走行しながらのアナログのセンターメーターの数値読みは難しかったので、±1くらいの誤差は生じているかもしれません。
実測値(km/h)
センターメーター(MPH) センターメーター(km/h)
100
56
89.6
90
50
80
80
45
72
70
39
62.4
60
34
54.4
50
28
44.8
45 25 40
40
23
36.8
これで思い出すのは、車検のメーター検査はローラー上で40km/h時に達した時にパッシングまたはボタンを押して行ったことです。今回センターメーターが40km/h時に GpsPanelでは45km/hを示していました。車検の適合誤差レベルは10%以下としていますので、偶然の合格だったようです。しかし メーターのクセを事前に理解しておけば、この次の車検はもちろんのこと、制限速度違反でキップを切られるような事もないでしょう。
これも全く誤差のないようにメーター屋に依頼して修正することもできますが、ワタシは当面それは行いません。同じお金をかけるのならば「1440」のメーターをオリジナルからかけ離れた状態にするよりも、まずは「1280」のメーターへの交換が優先されるのではないかと考えています。

計測中それではやっと本題へ。
メーターの上のマウス状のものがGPSユニット。Ad[es]はホルダーを利用してステアリング前に設置。
走行中はオドメーターが1mileを刻むごとにGPSの計測した数値は1.6kmづつ加算されるのが理想です。しかしGPSが計測したのは見事にピッタリ1.8kmでした。
(2009/2/15 追記 今回は1mile=1.6km として考察した。積算距離計が1mileを示した時に実際に移動している距離は、1.125mile(1.8km)となったことで、実際の距離とウチのメーターとの関係性は、1.8 : 1.6 = 9 : 8 であると判りました。実際に1mileを走行した時にはメーターが示す値は、0.88889mile(1.4222km)となり距離計は過小表示していることになります。追記ここまで)

そして1.6kmの1.125(9/8)倍の1.8kmだったことで1280×1.125(9/8)=1440 との関係性が等しいことが証明されました。これでウチのカントリーマンに相応しいセンターメーターのタイプはメーターケーブル回転数が1280のものと無事確認できました。
改めて先の速度表を見直すと、誤差の割合がちゃんと1.125(9/8)倍なところもありました。そうでないところはワタシの読み取り能力が及ばなかっただけで、指針は正常に機能していたようです。

こうして重箱の隅を突つくような事をして分かったのは、センターメーター自体はすこぶる正確な動きをしているということ。
表示乱れの原因は組み合わせによるのだから「英国製なんてこんなもの。最初からアテにしてない。」なんて言っては失礼です。

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Comment

まち | 2008年04月10日 00:00
すごいマメですね…
私、こういう部分はすごく適当です。

うちのクルマ。一応終わりみたいです。
終わりといっても走れるんじゃないの。
持って帰れるの。
また暫くガレージでお休みなさい、です。

更にガスタンクが完全に終ってるぽい。
頑張らねば…
Suze | 2008年04月12日 10:26
 あんまり褒められたものじゃないのは自分でも理解しています。人生の多くを四捨五入していければ楽なのでしょうがワタシにはできそうにありません。
 そちらは、とりあえず部品待ちによる一時退院ですか。それでも愛車が手元に帰ってくるのは嬉しいですよね。

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1969
Austin
Mini Countryman Mk-II

`97に英国より輸入し登録、以来所持続けている我が愛車。これが手持ちで一番のお気に入りの『古道具』である。ただいまいくつかの課題をこなしながら何度目かのリフレッシュ中。2009年より”モーリス・トラヴェラー”仕様にして楽しんでおります。

 
1986
RENAULT
4 GTL

`06年4月に購入。使い古しが似合うブルージーンズのような『古道具』。`08年5月までリフレッシュ中のカントリーマンの代役を務めてくれました。また乗りたいクルマ。

 
1996
FIAT
Panda CLX

D車を新車で購入した妻と一緒にこちらにやってきました。当時は旧車ではありませんでしたが古道具を経てそろそろそう呼べる域には達しているかも。高年式さ故にミニのバックアップ的存在でしたが積載能力を求めた結果、`11年6月にルノー・エクスプレスにその役をバトンタッチしました。機会があれば今度は Panda 45 を手に入れたいです。


1990
RENAULT
express GTD

`11年6月に購入。道具を積んで移動するための『古道具』。カントリーマン以上の活躍をする場面もありながらトラブルという名のイベントを発生させることも得意の様子。


1974
DAIHATSU
Solex 5000

前輪駆動によるモペッド。`04に購入。本国フランス仕様とはちょっと異なるコンパクトな日本仕様。気軽に遊ぶ『古道具』であるが、登場機会は全くと言っていいほど無い。

FullSizeRender
2010
ABARTH
500 esseesse

旧車予備軍になる得ると予感して購入。なんて、本当はエアコンが効いて走ることが楽しそうなのが欲しかっただけ?。とりあえずカントリーマン不在の心の穴を埋めてくれています。


1971
Sabotage-soup
Suze(管理人)

「古道具や旧車など古いものを活かして生きる」をコンセプトとしてサボタージュ・スープと名付けて活動していますスーズと名乗る者です。日替りのチープシックだけど味わい深いごった煮をどうぞご賞味あれ。
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